【イヤモニとは?】選び方や使い方!おすすめの製品をイヤホン・ヘッドホン専門店がご紹介【2025年3月最新】

イヤモニを専門店がおすすめ
目次

イヤモニとは?

イヤモニとは「インイヤーモニター」の略で、主に楽器奏者やボーカリストなどのアーティストの方が、ライブ中、録音中、楽曲制作中などに自分の演奏や、チームの演奏、トラック音、クリック音などを確認するために使用するイヤホンの事です。

逆に、ステージ上で使用するイヤモニではないモニターの事を、モニタースピーカーや、コロガシ、返しと呼んだりします。ステージやライブハウスの規模が小さい場合は、モニタースピーカーで十分ですが、大きな会場では、モニタースピーカーの音が反響してしまったり、ライブパフォーマンス中にステージを動き回ると聴こえ方が変わってしまったり、と様々な理由から、イヤモニが選ばれることが多いです。

イヤモニでミュージシャンの難聴を予防

イヤモニは利便性だけではなく、ミュージシャンの耳を守る役割もあります。ライブなどでイヤモニをすることで、難聴の原因になるステージ上の大音量を防ぎつつ、自分に必要な音を聴くことが出来ます。

イヤモニと普通のイヤホンの違いは?

形状や音質に違いがあります。イヤモニの形状は、演奏中にずれることが無いようにフィット感が重視されています。一般的なイヤホンとは違い、シュア掛けや耳かけ式と呼ばれる、ケーブルを耳の後ろから通すような形状が多いです。

また、イヤモニの音が外の音に負けてしまわないよう、遮音性が非常に高く、小さい音量でもしっかりと聴こえるようになっています。

音質は、アーティストに余すことなく音を届ける必要がある為、一般的なイヤホンよりも解像度が高かったり、情報量が多いです。また、低音が強すぎたりすると正しく音を確認できないため、脚色の少ない音であることが多いですが、使う人によって好みが分かれるので、様々な音のモデルが存在します。

イヤモニの使いかた

実際にライブハウスでイヤモニを使うとなると、イヤモニだけで使用できることは少ないでしょう。

PA卓から、ステージのアーティストひとりひとりの手元に音を送るための、SHURE(シュアー)PSM300のような機器が必要です。

持ち込みで使用する場合は、会場に一言相談してみるといいでしょう。

P3TJR-JB (PSM300 ステレオ・パーソナルモニターシステム)

イヤモニの種類

イヤモニは大きく分けて、オーダーメイドのイヤモニ「カスタムIEM」とそうでないイヤモニとの2種類に分けられます。オーダーメイドではないイヤモニは、誰でも使えるという意味で「ユニバーサルモデル」と呼んだりします。

オーダーメイドのイヤモニ

多くのアーティストは、遮音性と装着性をより確実なものにするために、自分専用のイヤホンを作ることがあります。いわゆる「カスタムIEM」です。価格はピンキリで、4万円台のものから、数十万円するものまで様々なモデルがあります。実はアーティストやプロだけでなく、どなたでも購入することが出来ます。

耳の型を取り、イヤホンをその人専用の形に作ることで、ユニバーサルイヤホンでは得られないような装着感と遮音性が得られます。形だけではなくデザインも何通りもの中から選ぶことができ、まさしく“自分専用”のイヤホンを手に入れることが出来ます。

↓↓カスタムIEMについてもっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください↓↓

イヤモニの選び方

イヤモニと言っても様々な種類があり、選ぶのが難しいですよね。音楽鑑賞のために使うのか、楽曲制作のために使うのか、ライブで使うのかなど用途や好みによって選びましょう!

用途で選ぶ

ライブや制作環境向けに作られたイヤモニは、一般的なイヤホンと比べてケーブルが長めに作られていることが多いです。楽器を担いでる状態だと一般的な長さのケーブルでは邪魔になるためです。

ライブや制作環境で使用する場合は、そういったケーブルの長いイヤモニを選ぶとよいでしょう。

音質で選ぶ

やはり、楽曲制作の現場で使用されるだけあって、音質は非常に重要です。e☆イヤホンなどの実店舗に足を運んでご自分で試してみるのがおすすめです。

近くに試せるお店が無い場合は、e☆イヤホンWEB本店にあるスタッフやお客様方のレビューをぜひ参考にしてみてください!

専門店おすすめのイヤモニ

ここからは、イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホンがおすすめするイヤモニをご紹介します。

1万円前後でおすすめのイヤモニ

Maestraudio (マエストローディオ)「MAPro1000」

【おすすめポイント】
・音に包まれるような広いサウンドステージ
・快適なフィッティングと遮音性向上を同時に実現する装着感

モニターイヤホン形状の新IEMシリーズ「MAPro」第1弾
「『MAPro1000』は、動いてもズレにくく長時間の使用でも耳に快適にフィットして疲れにくい、モニターイヤホン形状の新IEMシリーズ「MAPro」の第1弾となるIEMです。10mm径グラフェンコートダイナミックドライバーに加え、独自のパッシブ型セラミックコートツイーターで新開発の5.8mm径RSTを初搭載。コネクターにはMMCXを採用しリケーブルに対応。MAPro1000は音楽、ゲーム、映画、VR空間など様々なコンテンツでより没入感を高めるイマーシブサウンドモニターです。


SENNHEISER (ゼンハイザー)「IE 100 PRO」

【おすすめポイント】
・音の距離感や位置の分析がしやすい音場
・レスポンスが良く、張りの良い音

ライブステージでの期待に応える、正確なモニタリングサウンド
暖かみのあるサウンドを実現しながらも、パワフルで豊かなディテールを実現します。非常に大きな音量の環境でも、あらゆる面で歪のない明瞭なサウンドです。コンパクトなデザインは、確実なフィット感と優れた装着感により、長時間でも快適に使用できます。 ケーブルダクトとの接続部から堅牢な構造で、ステージでの使用の厳しさにも耐えられるように設計されています。


Acoustune (アコースチューン)「RS THREE」

【おすすめポイント】
・全ての音を原音に忠実に再現
・絡みにくく、1.8mと長めなケーブルを採用

高耐久性とモニタリング性能を併せ持つ、モニターイヤホンの新定番
「RS THREE」はプロの作曲家達からヒアリングを行い、より楽曲制作に適した音に仕上げたモデルです。小型軽量で疲労感も少ないデザインで、どこでも持ち歩ける小さく快適なモニター環境を構築することが出来ます。より多くの人にフィットしやすい小柄なボディを採用。さらに絡みにくく、タッチノイズの少ない取り回し性の良いケーブルを、スタジオなどで取り回しがしやすい長さに改良しています。


3万円前後でおすすめのイヤモニ

SONY (ソニー)「MDR-EX800ST」

【おすすめポイント】
・こもった感じが極端に少ない澄み切った音
・外れにくい、かつ長時間視聴でも快適なフレキシブルイヤーハンガーを採用

スタジオで聞く音を忠実に再現
レコーディングの現場で高評価を得ているモニターヘッドホンMDR-CD900STと同様に、ソニーとソニーミュージックスタジオが共同で開発。大口径16mmダイナミックドライバーユニットにより、レコーディングスタジオのモニタースピーカーさながらの自然な周波数特性を実現。耳の形に合わせて形状が調整できるフレキシブルイヤーハンガーを採用。また、最大500mWの高耐入力、アクシデント時の容易なコード変換など、ライブ環境に適した耐久性の機能性を実現。


Hi-Unit (ハイユニット)「Hi-Unit001-pnk (ピエール中野モデル/有線ピヤホン3)」

【おすすめポイント】
・高級感ある黒のフェイスプレート
・Hi-Unit & DARUMA AUDIO のコラボモデル

クラウドファンディングで1億円達成!?話題の有線イヤホン!
力強い低音と楽器ごとの分離感が魅力の有線イヤホン。音場は適度な広がりで、まるで目の前でライブが行われているような臨場感を味わえます。ロックなどのノリの良い楽曲に最適な音作りで、ギターのリフやベースライン、ドラムの各音が明瞭に聴こえます。初心者からステップアップしたい方にもおすすめです。


TAGO STUDIO TAKASAKI (タゴスタジオ タカサキ)「T3-02」

【おすすめポイント】
・音の抜け方や響きがリアル
・沢山の音が重なっても埋もれる事の無い分離感の高さ

持ち歩く、究極のナチュラルサウンド
屋外での使用を想定し設計されています。必ずしも静かな環境とは限らず、周囲への音漏れに配慮する必要のある屋外において、高い遮音性能を有するイヤホンであることを特に重要な要素として考えられています。設計、デザイン、チューニングの面においても、外環境に最適なサウンドを試行錯誤し、“持ち歩く、究極のナチュラルサウンド”を妥協することなく追求したイヤホンです。


Westone Audio (ウェストンオーディオ)「AM PRO X10」

【おすすめポイント】
・BA1基とは思いがたい低域のパワフルさ
・閉塞感のないアンビエント型

1BA搭載アンビエント型インイヤーモニター
「AM PRO X10」 は、シングルドライバーながらしっかりとした音のディテールが再現されています。また、アンビエントアダプターにより音周囲の音も聴いて感じることができます。


SHURE (シュア)「AONIC4」

【おすすめポイント】
・耳の形にフィットしやすい丸みを帯びた形状
・癖が無く、バランスの良い優等生的なサウンド

Shure初のハイブリッドドライバー構成イヤホン
Shure初となるBAドライバーとダイナミックドライバーのハイブリッド構成のイヤホンです。 温かみのあるダイナミックな低音とクリアで繊細な中高域を両立できるサウンドが特徴で、各楽器、ボーカルを繊細に表現します。その他のMMCXケーブルアクセサリーに簡単に変換でき、様々なリスニングスタイルに対応します。


5万円前後でおすすめのイヤモニ

Westone Audio (ウェストンオーディオ)「Pro X30」

【おすすめポイント】
・力強くタイトな低域、明瞭感にあふれる中域、繊細で抜けのよい高域
・滑らかな音のつながり

プロも納得の音場と解像度
3基のバランスド・アーマチュア・ドライバー搭載。低域・中域・高域に割り当てられた各ドライバーは、それぞれの周波数帯域を極めてスムーズに鳴らせるよう設計されています。力強い低域と明瞭な中域、そして驚くほど冴えわたる高域は、あらゆるステージでのパフォーマンスを完璧なものにしてくれます。ピュアで温かみのあるサウンドは、全ての音のディティールや楽器の音を忠実に再現します。


10万円前後でおすすめのイヤモニ

SENNHEISER (ゼンハイザー)「IE 600」

【おすすめポイント】
・立体的で浮き出ているような際立ちを放つボーカル
・音の広がり方の高い音場
・傷の目立ちにくいマットな加工を施した金属筐体

ボーカルが際立つ、美しく繊細な高域
ハウジング素材には、NASAの火星探査機のドリルにも使用されるドイツのへレウス社が提供するAMLOY-ZR01というアモルファスジルコニウム素材を採用。気温の変化に強い特性を持ち、腐食に強いため経年劣化しにくく長く使用できます。また、アルミやプラスティックよりも『重さ』があるため外からの音を遮断することに優れています。音に関しては臨場感溢れる音のレイヤーと、艶やかなボーカルで心まで包み込む極上のサウンドとなっています。


SHURE (シュア)「SE846 (第2世代)」

【おすすめポイント】
・原音に忠実かつ、高い解像度で楽曲を表現
・青、黒、白、赤のノズル交換によるサウンドチューニング可能

あの往年の名機の第2世代
バランスよく最適化された4つのカスタム高精度ドライバーは、これまでにないクリアで伸びのあるサウンドを提供し、革新的なローパスフィルター設計は、音のディテールを損なうことなく、本物のサブウーファーだけが表現できるリアルな重低音を楽しめます。新たに追加された「エクステンドノズル」をはじめ、カスタム可能な周波数特性は、交換式ノズルインサートでより好みのサウンドにチューニングが可能です。


Ultimate Ears (アルティメットイヤーズ)「UE5PRO To-Go」

【おすすめポイント】
・ありのままの音を、パワフルかつ正確に鳴らす音
・低音楽器の生々しさ・再現性が高い中低音の量感

独自のコネクションシステムが特徴
Ultimate ears To-Go シリーズは、2016年夏より発売していたUltimate earsのUniversal Fitシリーズをベースに、コネクターとケーブルを変更し、音質面と耐久性の向上を実現したシリーズです。世界中に愛され続け、業界ではトップシェアの老舗ブランドUltimate earsの魅力を最大限に引き出すよう、ケーブルメーカー『estron』と共同開発をした独自コネクター「IPXコネクションシステム」と同社のSuper Baxを採用しています。


Ultimate Ears (アルティメットイヤーズ)「UE Reference Remastered To-Go」

【おすすめポイント】
・極めてフラットバランスで、分離良く正確に再生する音
・爽やかさと抜けの良さがあるサラッとした聴き心地

まさにリファレンスサウンド
Ultimate ears To-Go シリーズは、2016年夏より発売していたUltimate earsのUniversal Fitシリーズをベースに、コネクターとケーブルを変更し、音質面と耐久性の向上を実現したシリーズです。その音質は定位がしっかりしており、レスポンスも正確。まさに音源に対して何も足さず、引かずそのまま再現するためのイヤホンです。音楽を機器の音を気にせず楽しみたい方や、リファレンス用にイヤホンを探しているという方におすすめの機種です。


オーダーメイドでおすすめのイヤモニ

AAW (エーエーダブリュー)「A3H+(カスタムIEM)」

【おすすめポイント】
・どっしりとしたダイナミックな低音と、明るめな中高域
・刺さることはなく、非常にクリアな音色

特別なサウンド、生まれ変わったハイブリッド構造
A3H+は好評だったA3Hハイブリッドインイヤーモニターに続く、ハイブリッド構成の進化系です。進化したノズルレス・オープンベント・アーマチュアドライバー(NOVA)と、新開発のグラフェン・ダイナミックウーファー、バランスドアーマチュアドライバーを採用しています。繊細なドライバー配置と新しい3Dプリント・アコースティックチャンバーのデザインによって、各帯域の位相並びに信号の到達するタイミングの最適化を図りシームレスなサウンドを実現します。


カナルワークス (カナルワークス)「CW-L17QD」

【おすすめポイント】
・鋭くキレのいい高音
・歪みが少なくクリアなサウンド

高域をクアッドドライブ化したハイスピードモデル
超小型のバランスドアーマチュアドライバユニット4基を一つにまとめたクアッドバランスドアーマチュアドライバを高域に採用しました。これによりドライバ1基当たりの負荷を下げ、ひずみ感の少ない艶やかな高域を実現しました。また、低域にはベント装備による高能率で、且つ音響フィルターを内蔵した低音専用設計のデュアルバランスドアーマチュアドライバを採用しました。合計6ドライバ構成によるワイドレンジなサウンドをお楽しみいただけます。


須山補聴器 (スヤマホチョウキ)「FitEar MH334」

【おすすめポイント】
・解像度や定位、音の粒立ちの良さが特徴的な音
・柔らかく聴きやすい万能サウンド

プロの耳に鍛えられた、確かな音
FitEar MH334は、業務用カスタムイヤーモニターをベースに、より音楽を楽しめる機種とし生まれました。低域と高域にそれぞれ1基づつ、低中域に2基のドライバーを配置、音楽性を保ちつつ正確な音を再現します。FitEar MHシリーズは、日本屈指のマスタリングエンジニア、原田光晴氏を開発・設計アドバイザーに迎え、カスタムイヤーモニターとしての特徴は活かしつつ、マスタリングスタジオのラージモニターをリファレンスとした音作りを施しています。


Ultimate Ears (アルティメットイヤーズ)「UE Pro Reference Remastered」

【おすすめポイント】
・低域と中高域にフォーカスを当てつつ、全音域を丁寧に全て鳴らすサウンド
・広すぎず狭すぎず、全帯域の音の広がりが均等な音場

真のリファレンスモニター
スタジオ使用に限らず、多くのボーカリスト、ギタリスト、キーボード奏者に愛用されています。レコーディング、ミキシング、編集、マスタリング等の全ての工程にはクリアでニュートラルなサウンドが求められます。位相差のない透明感とディテールを提供する、どこまでも正確な音を追求する方に最適なモデルです。


VISION EARS (ヴィジョン・イヤーズ)「VE 3.2」

【おすすめポイント】
・特定の帯域を強調せず、非常に丁寧に鳴らすサウンド
・輪郭がクッキリと感じられる音

純粋に音楽を楽しめる真のオールラウンダー

「VE3.2」はVE3の後継機種としてブラッシュアップし改善されたモデルです。VISION EARSの中でも特にフラット目なサウンドが特徴的な機種です。モニターライクな音の鳴りですが、VEらしいレスポンスの速さで1音1音丁寧に聴かせてくれるので退屈することなく聴いていられるサウンドです。音のレスポンスも良く、テンポの速い曲でも繊細かつ丁寧にならしてくれます。


さいごに

いかがでしたか?今回はイヤホン・ヘッドホン専門店 e☆イヤホンが「イヤモニ」についてご紹介しました!

e☆イヤホンでは今回ご紹介した製品以外にも、多数のオーディオ製品を取り扱っています。実店舗では様々な製品の試聴もできますので、ぜひお立ち寄りくださいませ。

おすすめイヤモニ店頭写真

e☆イヤホンの各実店舗では、完全ワイヤレスイヤホンを含め、さまざまなポータブルオーディオ製品を自由に試聴ができます。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

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