【2025年3月最新】 おすすめのBluetoothレシーバー8選 有線イヤホンを手軽にワイヤレス化!

おすすめBluetoothレシーバー特集

イヤホンジャックのないスマートフォンでどうやって音楽を聴けばいいかわからない、とお困りの方が多いはず。現在はワイヤレスイヤホンが主流ですが、手軽に高音質で聴く方法として「Bluetooth(ブルートゥース)レシーバー」という選択肢があります。

コチラの記事ではBluetoothレシーバーとはどのような製品なのか?どのBluetoothレシーバーを選べばいいのか?イヤホン・ヘッドホン専門店「e☆イヤホン」が詳しく解説していきます!
是非最後までお付き合いください!

目次

Bluetoothレシーバーとは?

バッテリー切れ

はじめに、Bluetoothレシーバーとはどのような製品なのか?を解説します。

イヤホンジャックがないスマホでも聴ける

iPhoneにイヤホンを刺せない

Bluetoothレシーバーを使えば、スマートフォンとレシーバーをワイヤレスで接続でき、イヤホンジャックがついていなくても有線イヤホンで音楽や動画を聴けます。

いま使っている有線イヤホンで音楽を聴きたいけど、イヤホンジャック変換アダプターを使うと、ケーブルが邪魔でスマートフォンの操作がわずらわしいと感じることがあると思います。

そんな時にBluetoothレシーバーを使えば、スマートフォンに直接イヤホンを刺すことなく、快適に音楽を楽しむことができます。

ワイヤレスで有線イヤホンを”高音質”で聴ける

スマホとBluetoothレシーバーを接続

Bluetoothレシーバーは内蔵しているDACチップやアンプが、スマートフォンより質の高いものが採用されていること多いです。グレードの高いBluetoothレシーバーであれば、ワイヤレスながらもスマートフォン以上に高音質で聴くことができます。

DACとは・・・「Digital to Analog Converter」の略称。デジタル信号(データ)をアナログ信号(音・音声)に変換する機能を備えています。

お気に入りの有線イヤホンを、より高音質で聴きたい方はBluetoothレシーバーを。さらに高音質で聴きたい方は音楽プレイヤーの導入もおすすめです。

マイクを搭載していないイヤホンで通話ができる

Bluetoothレシーバーによってはマイクを搭載している製品もあり、リモコンマイクのついていない有線イヤホンでもハンズフリーで通話ができます

「お気に入りのイヤホンで通話ができたらなぁ」と考えていた方は、ぜひ導入してみてください。

Bluetoothレシーバーの選び方

ここからは、Bluetoothレシーバーはどこに注目して選ぶべきか?詳しく解説していきます。

対応コーデックをチェック

コーデックとは、音声を圧縮する方式の名称です。コーデックによって音質の劣化や音の遅延に違いがあります。

コーデック一覧はコチラ!

コーデックの名前特徴簡単な説明
SBC遅延を感じる。標準的な音質A2DP対応のワイヤレス製品すべてが必ずSBCに対応している
AACSBCより音質劣化が少なく遅延も少ない。iPhoneで主に対応しているコーデック
aptXSBC,AACより遅延が少ない
CD音源相当(48KHz/16bit)の高音質再生が可能
Androidで主に対応しているコーデック
aptX HDハイレゾ相当(48kHz/24bit)の高音質再生が可能だが遅延はaptX以上に起こる。SBC、AAC、aptXを上回る高音質コーデック
aptX LL
(Low Latency)
aptXよりさらに遅延が少ない40ミリ秒未満という低遅延を実現
(SBCの遅延は170〜270ミリ秒)。
音楽ゲームができるほどの低遅延コーデック
aptX Adaptive高音質・低遅延・接続安定性を実現したコーデック。aptX同等の低遅延、aptX HDの音質を実現した、バランスの良いコーデック
LDACハイレゾ相当(96kHz/24bit)の高音質再生が可能Android8.0以降で主に対応している aptX HDを上回る高音質コーデック

コーデックはプレイヤー側とイヤホン側が両方対応している必要があります。

たとえばBluetoothレシーバーがSBCLDACに対応していても、プレイヤーがSBCにしか対応していなかった場合、再生はSBCコーデックで行われます。ちなみにiPhoneはSBC,AACのみに対応しており、aptXなどの高音質コーデックでは聴けません。iPhoneでBluetoothレシーバーを使って高音質で聴きたい場合は、AACに対応しているかチェックしましょう。

対応スマホやプレイヤーをお持ちで、ワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質で音楽を聴きたい方は、「aptX HD」または「LDAC」に対応しているBluetoothレシーバーを選ぶことをおすすめします。

Bluetoothバージョンをチェック

バージョン特徴
ver1.0普及バージョン
Ver1.22.4GHz帯域の無線LANへの干渉対策
Ver2.0Ver1.2の約3倍のデータ転送速度
(最大3Mbps)強化
ver2.1ペアリングの簡易化。
マウスやキーボードのバッテリー寿命を
最大5倍延長できる省電力モードが追加。
ver3.0従来の約8倍のデータ転送速度(最大24Mbps)を実現。
電力管理機能を強化し省電力化を向上。
ver4.0従来のバージョンより大幅な省電力化
家電製品などに搭載されたセンサーとのデータ通信向け
ver4.1端末との通信干渉を抑制、データ転送の効率化、
自動再接続機能、直接インターネット接続機能、
同時に2台接続できる機能などの追加
ver4.2端末との通信速度が最大2.5倍に高速化
消費電力の抑制
ver5.0Ver4.0よりデータ転送速度が最大2倍に高速化
ver5.1方向探知機能を追加
ver5.2LE Audio企画を追加
これにより、ブロードキャストで複数デバイスに音声送信可能

Bluetoothレシーバーは、バージョンが4.0以上であれば音途切れが発生しにくい傾向です。

バージョンが5.0以上だと、通信がより安定し消費電力も抑えられます。最新バージョンを搭載したBluetoothレシーバーを選ぶと、音途切れが少なく、バッテリーも長持ちするため快適に運用できます。

バッテリーの持続時間をチェック

バッテリー切れ

Bluetoothレシーバーを選ぶ際、バッテリーの持続時間もチェックしておきましょう。目安としては最大7時間以上再生できる製品であれば不便なく使えます。

最大再生時間が短いと、気がついたらバッテリーが切れており、スマートフォンにもイヤホンジャックがついていないため、音楽を聴けない状況になってしまうことも。

そのようなことにならないよう、できるだけ再生時間の長い製品を選ぶようにしましょう。

音質を取るか、サイズを取るか

Bluetoothレシーバー サイズの違い

Bluetoothレシーバーは手のひらサイズの製品から、ポケットにギリギリ入る大型サイズの製品など大きさはさまざま。

コンパクトなモデルだと出力が少なく、大口径ドライバーのイヤホンやヘッドホンなどは駆動しにくいですが、持ち運びやすく運用しやすい。大型モデルだと持ち運びにくいですが、出力が高くイヤホン・ヘッドホンも十分に鳴らし切れます。

お使いのイヤホン・ヘッドホンや、音の好みによってどの製品を選ぶべきか異なりますので、最適なBluetoothレシーバーを選びましょう。

中にはバランス接続に対応した製品も

バランス接続

さらに高音質化を目指したい方は、バランス接続に対応したモデルがおすすめです。

バランス接続はL側とR側に対して別々のアンプを使うことによって、さらに高出力かつ高音質にできます。

左、2.5mm4極バランス端子  真ん中、3.5mm3極アンバランス端子 右、4.4mm5極バランス端子

バランス接続で駆動させるためには、イヤホンジャック部が「2.5mm4極」「4.4mm5極」などの専用端子で接続しないといけないため、使えるイヤホンが限られたり、専用ケーブルに取り換える必要があります。

おすすめのBluetoothレシーバー5選

ここからは、数あるBluetoothレシーバーから特におすすめのモデルを実際に聴いてレビューしていきます。

FiiO(フィーオ)「BTR15」

音 質[star rate=”4.3″ number=”5.0″]
携帯性[star rate=”5.0″ number=”5.0″]
バッテリー[star rate=”4.3″ number=”5.0″]
拡張性[star rate=”4.1″ number=”5.0″]
スクロールできます
Bluetooth再生時間マイク質量
5.1最大8時間×37.3g
コーデック端子出力チップ
SBC/AAC/aptX/aptx LL/
aptX Adaptive/aptX HD/LDAC
3.5mm
4.4mm5極
340mW
(32Ω バランス出力時)
125mW
(32Ω シングルエンド出力)
ES9219MQ x2
QCC5125

※USB DACモードではマイクは使用できません。Bluetooth接続時のみBTR15のマイクで通話が可能です。 

FIIO「BTR15」は有線イヤホンをコンパクトな環境で外に持ち出したい人にオススメしたいBlutoothレシーバーです。通常のイヤホンジャックだけでなく4.4mmバランス接続にも対応しているので、初めての有線イヤホンに合わせる入門機としてもピッタリだと思います。

本体形状は角の取れたデザインで手に取ると馴染みがよく、ポケットに入れた際も角が当たらず快適に持ち運べます。

音質は本体デザインとは打って変わって、輪郭のハッキリとした硬質な印象です。分離感に優れ音数の多い楽曲でも隅々まで気持ち良く聴くことができ、特にEDMとの相性は抜群だと思います。

また、ソリッドなギターサウンドとも相性が良いのでぜひ試していただきたいです。細かいカッティングやブリッジミュート、ツインギターの重なりなど楽曲の良さを十二分に引き出してくれます。

e☆イヤホン各店でお試しいただけます。ぜひお手に取ってみてください!

Astell&Kern (アステルアンドケルン)「AK HB1」

音 質[star rate=”4.4″ number=”5.0″]
携帯性[star rate=”4.6″ number=”5.0″]
バッテリー[star rate=”3.9″ number=”5.0″]
拡張性[star rate=”4.3″ number=”5.0″]
スクロールできます
Bluetooth再生時間マイク質量
5.06時間 (AAC接続時)約40g
コーデック端子出力チップ
SBC, AAC, aptX HD, LDAC3.5mm
4.4mm5極
4Vrms
(バランス出力時)
2Vrms
(シングルエンド出力)
ES9281AC PRO
C

「昨今のストリーミング時代により良い音質で聴きたい!」
「手軽に気楽に持ち出せるサイズ感と重量が良い!」
そんな願いを叶えるBluetoothレシーバーです!

まずサイズ感と重量は胸ポケットに入れても煩わしさもなく、入れていることすら忘れるくらいです。ほんとに軽い! これならスマホと一緒に持ち出してもほとんど気になりにくい‼

音質に関しては、中域が半歩ほど前に出て聴こえるためボーカルが聴きやすく、高域は歯擦音は気にならずシンバルなどの金物は生々しく臨場感があります。低域はボトム感があり、グルーピーなベースを出しつつ量感よりも質感を大事にしている印象で、とてもバランスが良いと思います。

解像度がめちゃくちゃ高いというよりかは、まとまりがある音作りに前後感があり立体感が感じやすいと思います。ESSチップながらオールドAKのようなAKMチップを感じたサウンドは、さすがの一言につきますね!

MUSE HiFi (ミューズハイファイ)「M4」

音 質[star rate=”4.6″ number=”5.0″]
携帯性[star rate=”4.8″ number=”5.0″]
バッテリー[star rate=”4.0″ number=”5.0″]
拡張性[star rate=”4.5″ number=”5.0″]
スクロールできます
Bluetooth再生時間マイク質量
5.1     3.5mm:約8時間
2.5mm/4.4mm:約7時間
×約73g
コーデック端子出力チップ
SBC/AAC/aptX/aptX LL/
aptX Adaptive/aptX HD/LDAC
3.5mm/4.4mm/2.5mm3.5mm:160mW
2.5mm/4.4mm:320mW
ES9038Q2M
QCC5125

サイズ感は大きめのBluetoothレシーバーです。見た目ほど重量はないので、持ち歩きに困るということはありません。
音質は上品な印象を受けます。適度に音の密度を向上させる印象で、サウンドバランスに大きな変化を与えることはありませんでした。洗練されたサウンドとはこういうものかと実感できます。また、出力も安定しており、ヘッドホンもある程度余裕を持って再生してくれます。

Bluetoothレシーバー機能使用時の再生時間は最大約8時間で、60段階の音量調整やゲイン調整、各種操作もしっかり搭載されているので、使い勝手の良さを感じます。強いて挙げるとすればフィルター調整時の操作をする際に、ディスプレイがないため少し把握しづらいと思いました。それを差し引いても充分な使い勝手の良さです。

総じて繊細なサウンドと、優れた使用感のBluetoothレシーバーです。シンプルなサウンドが好きな方や、音質にこだわりたい方におすすめの製品です。ぜひお試しください。

iFi-Audio (アイファイ・オーディオ)「GO blu」

音 質[star rate=”5.0″ number=”5.0″]
携帯性[star rate=”5.0″ number=”5.0″]
バッテリー[star rate=”3.5″ number=”5.0″]
拡張性[star rate=”4.0″ number=”5.0″]
スクロールできます
Bluetooth再生時間マイク質量
5.0最大8時間×27g
コーデック端子出力チップ
aptX, aptX HD,
aptX Adaptive,aptX LL,
LDAC, HWA/LHDC
AAC, SBC
3.5mm4.4mm フルバランス出力
245mW @ 32Ω; 5.6V @ 600Ω
3.5mmヘッドフォン出力
165mW @ 32Ω; 2.8V @ 600Ω
Cirrus Logic製
CS43131

デザイン性と機能性を兼ね備えたBluetooth対応ポータブル高解像度DAC&アンプです!

GO bluはiFi-Audio史上もっとも小型のDACアンプで、55×34×13mm程度で写真からも見てわかるようにマッチ箱やジッポーライター並みのサイズしかありません!

音質はクセがなく綺麗で、全体的に輪郭がくっきりハッキリとしていて明瞭になるため、iPhone直挿しよりも解像度が数段階もレベルアップしたように感じます!

メカメカしくない洒落たビジュアルでファッショナブルに使うこともできるのは他のレシーバーには見られない1つの大きな魅力なのではないでしょうか。

aune audio (アウネオーディオ) 「BU2」

音 質[star rate=”5.0″ number=”5.0″]
携帯性[star rate=”4.0″ number=”5.0″]
バッテリー[star rate=”3.5″ number=”5.0″]
拡張性[star rate=”4.0″ number=”5.0″]
スクロールできます
Bluetooth再生時間マイク質量
非公開9時間×230g
コーデック端子出力チップ
SBC/AAC/aptX/aptX HD/LDAC2.5mm
3.5mm
1.8 Vrms(3.5 mm)
 3.6 Vrms(2.5 mm)
出力 100 mW @ 32 Ω(3.5 mm)
265 mW @ 32 Ω(2.5 mm)
ES9381デュアルDAC

BU1に続くaune audioのポータブルアンプです。機能性が上がりBTレシーバーとしての仕様やバランス回路が搭載され2.5mmバランス接続が可能となりました。

音質傾向は、解像度高めのあっさりサウンドです。
本機を接続時と接続前でサウドバランスに大きな変化はありません。
違和感が無いため耳に馴染みます。

接続して違いを感じられたのは空間の広さで一回り外に広がり、分離感も上がったように感じます。
一音一音が聴き取りやすくなっており普段聴いている曲の新たな一面が垣間見えます。

サイズは大きめのスマホより2周り程小さく扱いやすく感じます。
ドングルDACと違いバッテリー駆動となりますのでスマホのバッテリーを気にする必要が無く長く楽しめます。

高解像度のサウンドが好きな方におすすめです
ぜひお試しください。

Bluetoothレシーバーを簡単かつ便利に収納!

LEPIC (ルピーク) DAC POCKET

MagSafe対応でiPhoneに貼り付けるだけでスティックDAC・USB DACなどを手軽かつ簡単に持ち運ぶことができる収納アクセサリーです。各ポケットの位置はケーブルの屈曲を考慮した配置に。伸縮性に優れた高弾性バンドによる2つの空間は、USB DACとケーブルをそれぞれ収納可能です。

23種のスティックDAC・USB DACをLEPIC DAC POCKETを用いて快適に使用できるかe☆イヤホンで試してみた写真をブログにて一挙に掲載してます!

▶【写真で見れる】自分の USB DACでも使える?MagSafe対応LEPIC DAC POCKET対応確認!

まとめ

以上!おすすめのBluetoothレシーバーのご紹介でした。

「どれを選んだら良いのかわからない」「持っている機器と接続できるか不安」という方は、イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホンにお気軽にお問い合わせくださいませ。

店内画像

e☆イヤホンの各実店舗では、Bluetoothレシーバーを含め、さまざまなポータブルオーディオ製品を自由に試聴ができます。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

e☆イヤホンの各実店舗では、完全ワイヤレスイヤホンを含め、さまざまなポータブルオーディオ製品を自由に試聴ができます。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。

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