突然ですが、皆さま、巷で話題の外音取り込みという機能はご存じでしょうか?
「Apple AirPods Pro」をはじめとする、一部のワイヤレスイヤホン、ヘッドホンに備わっている機能で、イヤホンやヘッドホンを付けながらでも会話ができたり、車の走行音に気づけたり、周りの音を聞きながらBGM感覚で音楽を聴くことができます。
コチラの記事では外音取り込みとはどんな場面で使うのか?どの製品が対応なのか?外音取り込みの仕組みからおすすめ、人気のイヤホン・ヘッドホンもあわせて「イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン」が、タイプ別にわかりやすく、かつ詳しく解説していきます。お気に入りの外音取り込み機能付きイヤホンに出会えるかも!!
【イヤホン・ヘッドホン専門店】e☆イヤホン
e☆イヤホンは、日本初&日本最大級のイヤホン・ヘッドホン専門店です。全国に4店舗(秋葉原店、大阪日本橋本店、名古屋大須店、仙台駅前店)とWeb通販を展開しています。ポータブルオーディオ取り扱いアイテム数は25,000を超えます。お気に入りの1台がきっと見つかるはず!
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外音取り込みとは?
外音取り込みとは、イヤホン・ヘッドホンに内蔵するマイクを使って周りの音を集音し、その音を耳に伝える機能です。
その他に「アンビエントモード」、「トークスルー」、「集音モード」と呼ばれることがあり、メーカーによって名称が異なります。こちらの記事では「外音取り込み」で統一しご紹介します。
どのような場面で使う?
ここからは、外音取り込み機能が実際にどのような場面で使用されるのかを解説していきます。
イヤホンを外さずにレジで会話ができる!
イヤホンを装着した状態でコンビニやスーパーでお会計をする際、毎回イヤホンを外さないと声が聞こえず、わずらわしい思いをしたことはないでしょうか。
外音取り込み機能が備わっていれば、イヤホンを耳から外すことなく相手の声を聞き取ることができ、レジでスムーズにお会計ができます。
音楽を聴きながら危険を察知!
遮音性のイヤホンを使って歩いていると、後ろから自転車や車が近づいてきていることに気づかず、思わずヒヤッとしたことはないでしょうか。
外音取り込み機能を搭載しているイヤホンを使えば、周囲の環境音が聞こえるため、背後の音を察知することができます。自転車や車の通行の多い車道や、道幅の細い歩道でも安心して音楽に浸れます。
通話中も自分の声がこもらず快適!
多くのワイヤレスイヤホンは、通話用のマイクが内蔵しています。このマイクによってスマートフォンを口元に近づけることなく、イヤホンのみでハンズフリーの通話ができます。
しかし、イヤホンを装着しながら通話をすると、耳がふさがれた状態で喋るため自分の話す声がこもったように聞こえてしまいます。
外音取り込み機能をONにすると、イヤホンを付けた状態でも自分の声が耳に返り、音のこもりが解消され快適に通話ができます。
BGM感覚で「ながら聴き」ができる!
外音取り込み機能がついていれば、BGM感覚で周りの音を聞きながら音楽を聴くことができます。
イヤホンを装着した状態で作業に取り掛かっても、声をかけられたり電話が鳴っても気づくことができるため、安心して音楽に浸ることができます。
ながら聴き!おすすめの外音取り込み対応イヤホン
ここからは外音取り込み機能を搭載したおすすめのイヤホン・ヘッドホンをご紹介します。
実際にe☆イヤホンの店舗にてあらゆるイヤホン・ヘッドホンを筆者が検証し、外音取り込み性能が自然かつクリアで、声や周囲の音が聴き取りやすいおすすめ製品を選びました。
SONY (ソニー) 「LinkBuds Fit」
「LinkBuds Fit」は、軽やかな装着感と、高い品質の外音取り込み機能・ノイズキャンセリングを搭載した完全ワイヤレスイヤホンです。フィッティングサポーターとイヤーピースで快適な装着感を実現。ソニー完全ワイヤレス史上最高の外音取り込み性能(※2024年10月2日時点)による「ながら聴き」と高性能ノイキャンによる「没入」の両立。LDAC対応やDSEE Extreme搭載により、さまざまな圧縮音源も、ハイレゾ級の高音質で楽しめます。
SENNHEISER (ゼンハイザー)「MOMENTUM Sport」
密閉型・カナル型イヤホンで起こる自分の足音や呼吸、その他の体から発生されるノイズを抑えるゼンハイザー初セミオープン型を採用。
他にも心拍数と体温を測定できるパフォーマンストラッキングセンサーを搭載していたり、IP55の防滴・防塵レベルだったりと、本格的なアスリートからライトなユーザーまで、スポーツ・エクササイズを愛する全ての人にお届けするスマートな一台です。
Technics (テクニクス)「EAH-AZ100」
Technics初の磁性流体ドライバーを搭載したEAH-AZ100。深い低音域やシネマティックな衝撃音、唸るサブベースを歪みなく再現し、中高音域は遠近感のある立体的なチューニングで、ボーカルやコーラスのディテールを鮮明に描き出します。高精度なノイズキャンセリングとクリアかつ重厚感のあるTechnicsサウンドで、通勤通学の時間も贅沢な音を楽しめるイヤホンです!
SONY (ソニー)「LinkBuds S」
本体は片耳4.8gで、「WF-1000XM4」と比較すると小さく薄くなっており装着感はさらに良好になりました。
特徴的なポイントはとても自然な外音取り込み機能で、「WF-1000XM4」と比較しても遜色のないものとなっております。
音に関しては、広めな音場で繊細さを感じる音で、特定の帯域が多すぎる印象は受けず、自然でバランスの良い音です。SONY独自の技術である「DSEE Extreme」を搭載しており、使用することでCD音源やサブスクの圧縮音源をハイレゾ相当まで音を補完してくれます。
SENNHEISER (ゼンハイザー)「MOMENTUM True Wireless 4」
前作のMOMENTUM True Wireless3からさらに進化。音質に磨きをかけ、パフォーマンスの上がったANCと外音取り込み機能に新たなコーデックとBluetooth5.4、最大30時間再生までアップグレードしたバッテリーと、あらゆる面が魅力的になって登場。
JBL (ジェービーエル)「TUNE FLEX」
内部構造が見えるコンパクトな充電ケースが目を惹くJBL「TUNE FLEX」。ケースだけでなく、イヤホン本体もスケルトンデザインとなっており、指紋などの汚れなども目立ちにくくなっています。
装着感も抜群で、耳にピタッと吸い付くようなフィット感で簡単にズレたり落下することはありませんでした。
音に関しては全体的に距離が近く、元気で明るいサウンド傾向です。
付属の2種類のイヤーチップの付け替えにより、「オープン型」と「密閉型」の2ウェイ仕様に!用途やシーンによってお好きなスタイルで使用できる、自由度の高いおすすめの製品です!是非お試しください!
骨伝導イヤホンもおすすめ
外音取り込みモードは備わっていませんが、骨伝導イヤホンであれば耳を直接塞がないため、周囲の音を耳でしっかりと聴きながらBGM感覚で音楽を聴くことができます。
詳しくはこちらの記事をごらんください。
おすすめの外音取り込み対応ヘッドホン
SONY (ソニー) WH-1000XM5
ヘッドバンドやイヤーパッドにはソフトフィットレザーが採用されており、包み込まれるような優しいフィット感でありながら、高い遮音性を実現しています。
ノイズキャンセリング機能に関しては、前作「WH-1000XM4」の時点で完成されていた高いノイズキャンセリング性能がさらに進化しています。
また、「WH-1000XM5」では「風ノイズ低減機構」が新規設計されており、風によるノイズが発生する環境でもクリアな音楽と通話が楽しめます。
ドライバーは新開発の30mmドライバーが採用されています。前作「WH-1000XM4」で好評だった滑らかで広がりのある音はそのままに、より解像度の高い音へと進化しました。
スピーク・トゥ・チャット機能に関しても、音声の取り込み量を増やすことで、より自分の声がクリアに聞こえるよう進化しました。
前作「WH-1000XM4」をお使いの方も確実に進化を感じられる製品となっております。
SHURE (シュア)「AONIC 50 (第2世代)」
空間オーディオモードでは独自開発のアルゴリズムを採用しており、音楽モード、シネマモード、ポッドキャストモードが利用可能。
新しいハイブリッド・アクティブ・ノイズキャンセリング(ANC)技術は第1世代に比べてより自然な没入型リスニング体験を提供します。精密に設計されたシステムが自動的に周囲の雑音を排除、オンライン会議や通話で格別の品質を実現します。4つの選択可能なモード(弱、標準、最大、MaxAware)を備え、MaxAware設定では、外部の音を完全に遮断するのではなく、周囲の状況や会話を把握するための情報を提供します。
外音取り込みモードでは、スイッチを切り替えると周囲の音が確認できます。ShurePlus™ PLAYアプリをダウンロードすると、設定画面で外音取り込みのレベルをさらに微調整できます。
動画でも詳しく解説しています。
Anker (アンカー)「Soundcore Space Q45」
持ち運びしやすい軽さで、通勤通学など普段使いに最適。機能は高い性能のノイズキャンセリングと自然な外音取り込みが特徴的。音は癖のないフラットな音質と高い表現力が印象的です。
さいごに
以上!外音取り込み機能が備わったおすすめイヤホン・ヘッドホンのご紹介でした!
実際に外音取り込みの効果を体感したい方は、ぜひe☆イヤホンの店舗までお越しくださいませ!
ワイヤレスイヤホンの選び方や、他のおすすめ機種を探したい方はこちらの記事もご覧ください。
e☆イヤホンの各実店舗では、完全ワイヤレスイヤホンを含め、さまざまなポータブルオーディオ製品を自由に試聴ができます。お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りくださいませ。